機器安全研究グループ

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伊東 正樹 グループ長

振動・衝撃試験担当
maruyama
丸山 良和 研究員


 

機器安全研究グループの概要

当グループの主要業務は、

1.EMC(電磁両立性)試験及び研究 電磁波ノイズ対策の試験及び調査研究を行なっています。 EMC試験には、電気・電子機器等から放出される不要電磁波の測定(エミッション) や電磁妨害の存在する環境下で正常に動作する耐性(イミュニティ)を調べる試験があ ります。これらの試験に関連する規格としては、船舶用機器指令(IEC60945) やIEC61000−4があり、当グループでは、これらの規格に基づいた依頼試験や 調査研究を行なっています。

2. 振動・衝撃試験
 電気油圧式及び動電式の振動試験機、衝撃試験機、動揺試験装置を用いた試験を実施しています。

3.輸送容器の性能試験 危険物を収納した容器を船舶や航空機を使って運送する場合又は国外に輸出する場合 には、国連勧告に基づいたUN記号の付いた容器が必要になります。当グループでは、 国連勧告、IMDG規程(海上運送)、ICAO規則(航空運送)及びIATA規則 (航空運送)等の諸規則や国内法に基づく輸送容器の性能試験を行なっています。 容器の大きさ(小型、中型)による試験項目の違いにも対応ができています。

4.運輸省型式承認試験 船舶に搭載されている航海計器や音響信号器具の承認試験を行なっています。

5.電気機器に対する防爆試験 電気器具の防爆構造の種類は、耐圧防爆構造、内圧防爆構造、安全増防爆構造、油入 防爆構造及び本質安全防爆構造がありますが、当所では耐圧防爆及び本質安全防爆に関 する試験を行なっています。試験規格は、JIS F、JIS C、IEC79及び労働 省規格に準拠しています。

6.電気器具の外被の保護形式試験 電気器具の外来物(手、鋼球、鋼線、粉塵、水等)に対する保護形式に関する試験で、 試験規格JIS F 8007、JIS C 0920、IEC Pub529に対応してい ます。保護等級は、2〜7まで可能です。


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