エミッション試験
放射性エミッション試験
機器から空中へ放射される妨害波を計測する試験です。
試験は試験品と受信アンテナの距離を3、10、30mのいずれかの距離にして受信アンテナの高さと試験品の向きを変えて妨害波が最大になる位置の妨害波をスペクトラムアナライザ、EMIレシーバで計測します。
当所は3mの距離における計測を行っております。但し、受信アンテナ高さの可変範囲は1〜2mです。
電波暗室 |
電波暗室 有効寸法:7.5(D)×4.0(W)×3.2(H) m 周波数範囲:150 kHz〜2 GHz 受信アンテナ: アンテナ高さ: 1m〜2m |
EMIレシーバー |
EMIレシーバー 型式: SCR3102 メーカー: SCHAFFNER 周波数範囲: 9kHz〜2200MHz
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伝導性エミッション試験
機器自身から発生する妨害波は機器の電源線からも外部へ放出されますがその妨害波を計測する試験です。
試験は電源と試験品の電源線の間に擬似電源回路網(LISN)を接続し、これから妨害波を取り出してスペクトラムアナライザ、EMIレシーバ等で計測します。
擬似電源回路網(LISN) |
擬似電源回路網(LISN) 準拠規格: CISPR16 型式: NLSK8126 メーカー: SCHWARZBECK 接続出来る電源容量: |
スペクトラムアナライザ、EMIレシーバ |
スペクトラムアナライザ 型式: EXA Signal Analyzer メーカー: Agilent Technologies, Inc. 周波数範囲: 9 kHz - 26.5GHz |